先週のドル円相場ポイント
4月8日(水)に米イラン間の2週間停戦が期限直前に発表され、ドル円は一時158円の大台を割りました。
しかし以下の理由から、159.2円台に上昇して週を終えました。
[リスクオフ要因]
・イスラエルによるレバノン(ヒズボラ拠点)への大規模攻撃
・ホルムズ海峡の航行再開の不透明さへの懸念
[米国利下げ観測の後退要因]
・米経済のインフレ懸念(ISM・PCE・CPI・ミシガン消費者信頼感指数の結果)
来週の相場ポイント
来週は中東情勢ヘッドラインを主役として、米国景況感、日本当局の動向にも意識が向かう相場となりそうです。
なお、週末の「米イラン協議は合意に至らず」、
一方で「ホルムズ海峡では一部タンカーの通航再開がみられる」など、情勢の改善と再悪化リスクが混在しています。
1.中東情勢
・ヒズボラへの警戒:
イスラエルの攻撃に対して「ヒズボラ側は報復を検討中と警告」しています。
・ホルムズ海峡の航行再開と原油高:
「航行再開および安全性が確認」されるまでは、「原油価格の高止まりが意識」されることが考えられ、
米国のインフレ懸念およびドル高の下支えの要因となります。
2.米国経済
(経済指標スケジュールは下に記載)
PPI (卸売物価指数)、米フィラデルフィア連銀景気指数など、米国のインフレと景況感の政策金利に対する影響が注目されます。
3.日本
・為替介入警戒
市場では、160円が強い介入警戒レートとみられています。
また、当局は「投機的な動き」への対応姿勢を示しているため、160円以上を見据えて「あまりに急激なレート上昇が起きた場合」の介入可能性が意識されます。
・政策金利動向
4月12日に浅沢経産相から「円高につながり得る日銀の金融政策は「一つの選択肢としてあり得ると思う」との発言があり、これは「日銀政策で円高方向を選択肢とし得る」と受け取れる発言とも受け取れると考えられます。
4/13 (月)の日銀植田総裁の発言予定が注目されます。
来週の注目イベント
※予定は延期のケースもあるため、事前確認お願いします。
4/13(月)
(日) 15:15 植田総裁あいさつ(氷見野副総裁代読)[重要度:中]
(米) 23:00 3月 既存住宅販売件数[重要度:中]
4/14(火)
(米) 21:30 3月 卸売物価指数(PPI)[重要度:高]
4/15(水)
(米) 21:30 3月 輸入物価指数・輸出物価指数[重要度:中]
(米) 21:30 4月 ニューヨーク連銀製造業景気指数[重要度:中]
(米) 23:00 4月 NAHB住宅市場指数[重要度:低]
4/16(木)
(米) 03:00 ベージュブック(地区連銀経済報告)[重要度:高]
(米) 21:30 4月 フィラデルフィア連銀製造業景気指数[重要度:高]
(米) 21:30 新規失業保険申請件数[重要度:中]
(米) 22:15 3月 鉱工業生産指数[重要度:中]
4/17(金)
(日) 08:30 3月 全国消費者物価指数(CPI)[重要度:高]
■ 特記事項(週次イベント)
・IMF/世界銀行春季総会(ワシントンD.C.)
・G20財務相・中央銀行総裁会議
※総会期間中は要人発言が不規則に飛び出す可能性があるため注意。
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