停戦合意に潜む「脆さ」と、今夜の米CPI「前月比1%」の衝撃
中東情勢 交錯する停戦への期待と不安
10日午前0時過ぎ、イスラエルのネタニヤフ首相は、レバノン側からの要請を受け、早期に直接交渉を開始するよう指示しました
交渉では、親イラン民兵組織であるヒズボラの武装解除と、イスラエルとレバノンの平和的関係の確立が焦点になると考えられますが、実現へは透明感が漂っています。
ホルムズ海峡の閉鎖は続く
米国とイランの停戦合意後も事実上の封鎖がなお続くこと、およびレバノン停戦の不透明性から、
ドル円は「レバノン交渉期待でいったん158.62円に下落したが、その後“停戦は脆い・原油供給不安が残ることから、反発上昇したと考えられます。
米国インフレ懸念
指標発表結果
・昨晩発表されたPCEコア価格指数は「前月比0.4%上昇、前年比3%上昇」と、イラン戦争が始まる前もインフレが根強く続いていたことが示されました。
米インフレ懸念と原油高が市場の金利下げ観測を後退させ、ドルの円の下値を支えている構図と考えられます。
CPI発表の予定
今夜(4月10日)21:30発表の米CPI(消費者物価指数)は予想値の3.4%と前月比で1%上昇とおおきく跳ね上がっており、
予想値に対してどのような数字が出るのか、注目度が上がっています。
注記:
PCE(個人消費支出):米国全体の消費(家計+企業など)を示す。
FRBが金融政策の判断で最も重要視するインフレ指標。
CPI(消費者物価指数):都市部の家計調査で速報性が高い。
3月のイラク情勢により、ガソリン価格や輸送コストが大きく跳ね上がった結果、CPI予想値1%上昇となりました。
また、変動の高いエネルギー等を除くコアCPIも高かった場合、「ガソリンだけでなく、家賃やサービス料金なども上がってる」こととなり、ドル円を大きく押し上げる要因となり得ると考えられます。
値動きの考察
注目レート
上値:159.26円(NY時間高値)
下値:158.62円(NY時間安値)
「停戦への期待」または「インフレ懸念」がこのレートをどちらに抜けるかに注目しています。
CPIの結果が予想値より上振れた場合、160円台を目指すと予想されます。
ただし下ぶれた場合はインフレ懸念が織り込み済みである分、下落幅も大きくなりやすいことに注意が要ります。
※投資の最終決定はご自身の判断に基づき、自己責任でお願いいたします。
ただし下ぶれた場合はインフレ懸念が織り込み済みである分、下落幅も大きくなりやすいことに注意が要ります。
※投資の最終決定はご自身の判断に基づき、自己責任でお願いいたします。
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